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卵巣悪性胚細胞性腫瘍に対するBEP療法のDose Intensityを考慮した臨床的検討

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
13298_13
著者:
楠本 真也 ほか
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2017年
ページ数:
5ペ-ジ
ファイル容量:
0.94MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

Clinical Study to Determine the Dose Intensity of BEP Chemotherapy for Ovarian Malignant Germ Cell Tumors

Summary
 A standard regimen for ovarian malignant germ cell tumors is bleomycin, etoposide, cisplatin(BEP)chemotherapy. Adherence to a treatment schedule of every 21 days has been reported to be important. However, the incidence of febrile neutropenia(FN)and the optimal use of granulocyte-colony stimulating factor(G-CSF)are unclear because of the low incidence of ovarian malignant germ cell tumors. We experienced 2 cases of ovarian malignant germ cell tumors that received BEP therapy after fertility-conserving surgery. In 1 case, we delayed drug administration in the first cycle because of FN. However, in order to maintain dose intensity(DI), we performed chemotherapy every 21 days by shortening the rest period. Myelosuppression may be severe in the first cycle of BEP therapy; however, it may be possible to adhere to the treatment schedule by using primary prophylactic administration of G-CSF.

要旨
 卵巣悪性胚細胞性腫瘍に対する化学療法の標準レジメンは,ブレオマイシン,エトポシド,シスプラチンを用いたBEP療法である。21日ごとの治療スケジュールを厳守することが重要といわれているものの,腫瘍の発生頻度が少ないために発熱性好中球減少症(FN)の発症頻度や顆粒球コロニー形成刺激因子(granulocyte-colony stimulating factor : G-CSF)の使用方法については明確でない。今回,同時期に卵巣悪性胚細胞性腫瘍(卵黄嚢腫瘍)に対して妊孕性温存手術後にBEP療法を行った2例を経験した。2例とも1サイクル目の骨髄抑制が最も強く,そのうち1例はFNのために薬剤投与日を延期したが,dose intensity(DI)を維持するために休薬期間を短縮して21日ごとに化学療法を行った。BEP療法では1サイクル目に骨髄抑制が強く出現することがあり,G-CSFの一次予防的投与(抗癌剤治療の1サイクル目からFNを予防する目的で好中球数減少と発熱を確認することなくG-CSFを投与すること)を念頭に置くことで,治療スケジュールを厳守できる可能性がある。

目次

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癌と化学療法 44巻3号 2017年3月号トップへ

【症例】

▶卵巣悪性胚細胞性腫瘍に対するBEP療法のDose Intensityを考慮した臨床的検討 楠本真也ほか

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