内容紹介
目次
はじめに
認知症介護家族への支援体制開発・普及プロジェクトチーム
第1章 在宅で介護をする家族はなぜ苦しむのか
Ⅰ.それは本当に虐待なのか
Ⅱ.高齢者虐待防止法と高齢者虐待
Ⅲ.介護家族を苦しめている家族規範
1.「家族とは○○である」が在宅介護を苦しめる
1)「子どもに介護をしてもらうのは幸せなことだ」
2)「親に育ててもらったのだから子どもが介護をするのは当然だ」
3)「長男の嫁は義理の親の介護をするのが当然だ」
2.「逃げられない」「逃げない」高齢者
3.「助けて」と言えなくなる家族;家族もまた支援が必要
Ⅳ.介護者と要介護者のジレンマ
1.「私がやらなければ」─「本当は逃げたい,やめたい」
2.「家族だから当然」─「どうして,何のために私が」
3.「最期は私が看取る」─「いつまで続くのか」
Ⅴ.高齢者と家族を守る高齢者虐待防止法
1.介護で家族が壊れる
2.壊れた家族を補う法律が高齢者虐待防止法
3.高齢者虐待防止法の概要
4.高齢者虐待の定義
5.高齢者虐待が起こった際の手続き
6.その後の保護手続きの流れの概要
第2章 高齢者虐待の未然防止に向けて
──在宅における高齢者虐待はなぜ起こるのか──
Ⅰ.高齢者虐待の未然防止に向けて
1.虐待発生を未然に防ぐために必要なこと
2.共に歩む専門知識をもつ支援者がいること
Ⅱ.介護環境の視点
1.密室化する介護環境
2.なぜ密室化するのか
3.密室化を防ぐために必要な支援
4.緊急性の高い場合
Ⅲ.介護者への情報伝達の視点
1.認知症の情報があることで負担感の解消につながる;高度化する認知症ケア
1)認知症の原因疾患と疾患別の対応
2)アルツハイマー型認知症の新薬
3)認知症の予防
Ⅳ.家族関係や要介護者との続柄の視点
1.夫婦による介護
2.実の娘による介護
3.義理の娘(嫁)による介護
4.息子による介護
Ⅴ.介護や支援を拒む人(セルフネグレクトを含む)の考え方と支援方法
1.セルフネグレクトとは
2.個人の自由と幸福追求権
3.ゴミ屋敷が増える原因とは
4.分かっていてもやめられないのはなぜか
5.地域社会が人を変える
6.支援を拒む人への具体的な支援方法
第3章 認知症介護と高齢者虐待──家族を支えるポイント──
Ⅰ.家庭内虐待の背景にある認知症介護特有の問題点
1.認知機能の障害があること
2.介護のたいへんさが理解されにくいこと
Ⅱ.認知症の人の示す症状がストレスに
1.共通してみられる症状(中核症状)
2.特有の症状(行動・心理症状)
3.不適切ケアと症状の悪化の悪循環
Ⅲ.虐待が起こる背景にあるもの
1.病気や介護に対する知識不足
2.病気を受け入れられない気持ち
3.介護家族の健康状態
4.補助介護者がいないこと
5.家庭内の人間関係
6.経済的問題
7.社会的孤立
Ⅳ.家族の心構えと家族支援のポイント
1.現状を理解する
2.認知症の症状を理解する
3.将来的な見通しを立てる
4.在宅介護の4つの心構えを知る
5.養護者支援の視点
第4章 家族が高齢者虐待をしそうになるとき
Ⅰ.介護をやめてしまいたいと思う出来事とその支援方法(介護放棄)
1.介護をやめてしまいたいと思うことはありますか
2.睡眠時間の不足は介護者の体力と気力を奪う
3.排泄介助は介護者の介護継続の自信を奪う
4.思うようにいかないことはお互いのストレス
5.介護放棄を防止するために
Ⅱ.暴言を吐いてしまったり無視をしてしまったりしそうになる出来事とその支援方法(心理的虐待)
1.暴言を吐いてしまったり無視をしてしまったりすることはありますか
2.同じことを繰り返されると無視したくなる
3.理解しがたい行動や言葉への困惑
4.過度に依存することといやみや憎まれ口のギャップ
5.心理的虐待につながる発言や行動を防止するために
Ⅲ.殴ってしまいそうになる出来事とその支援方法(身体的虐待)
1.殴ってしまいそうになったことはありますか
2.感謝されず暴言や暴力を受けつい手が出てしまう
3.「死にたい」という言葉は介護者の心を傷つける
4.身体的虐待につながる暴力を防止するために
第5章 在宅介護を継続するために必要な言葉と支援
Ⅰ.介護の助けになったことはなにか
1.家族が他者からいわれてうれしかったことはありますか
Ⅱ.専門職にいわれてうれしかった言葉
1.介護者の体調を気遣ってくれる言葉はうれしい
2.サービス利用の提案は助けになる
3.うれしい介護方法の助言
4.「これでよいのか」を確認できる言葉
5.「がんばろう」もだれにいわれるかが大切
Ⅲ.専門職からいわれて役に立った助言
1.サービス利用の提案や福祉用具の助言や手続きが助かる
2.認知症の人との接し方の基本やBPSDの対応
3.移動介助は大きな負担に
4.家族が求める助言と高齢者虐待の未然防止
Ⅳ.介護家族の支援者に必要な6つの視点と支援方法
1.接触時間の長さは葛藤を生む原因になる
2.家族間の関係を断ち切ることは強い反動を生む
3.家族であることがもっとも強い権力となっている
4.家族は年齢や性別が異なりそれぞれ役割があり,意見の不一致が家庭内に勝者と敗者を生む
5.家庭はプライバシーがもっとも守られる空間であり社会から統制されにくい
6.家族が感じるストレスは家族全体に波及する
参考文献
おわりに
認知症介護家族への支援体制開発・普及プロジェクトチーム
第1章 在宅で介護をする家族はなぜ苦しむのか
Ⅰ.それは本当に虐待なのか
Ⅱ.高齢者虐待防止法と高齢者虐待
Ⅲ.介護家族を苦しめている家族規範
1.「家族とは○○である」が在宅介護を苦しめる
1)「子どもに介護をしてもらうのは幸せなことだ」
2)「親に育ててもらったのだから子どもが介護をするのは当然だ」
3)「長男の嫁は義理の親の介護をするのが当然だ」
2.「逃げられない」「逃げない」高齢者
3.「助けて」と言えなくなる家族;家族もまた支援が必要
Ⅳ.介護者と要介護者のジレンマ
1.「私がやらなければ」─「本当は逃げたい,やめたい」
2.「家族だから当然」─「どうして,何のために私が」
3.「最期は私が看取る」─「いつまで続くのか」
Ⅴ.高齢者と家族を守る高齢者虐待防止法
1.介護で家族が壊れる
2.壊れた家族を補う法律が高齢者虐待防止法
3.高齢者虐待防止法の概要
4.高齢者虐待の定義
5.高齢者虐待が起こった際の手続き
6.その後の保護手続きの流れの概要
第2章 高齢者虐待の未然防止に向けて
──在宅における高齢者虐待はなぜ起こるのか──
Ⅰ.高齢者虐待の未然防止に向けて
1.虐待発生を未然に防ぐために必要なこと
2.共に歩む専門知識をもつ支援者がいること
Ⅱ.介護環境の視点
1.密室化する介護環境
2.なぜ密室化するのか
3.密室化を防ぐために必要な支援
4.緊急性の高い場合
Ⅲ.介護者への情報伝達の視点
1.認知症の情報があることで負担感の解消につながる;高度化する認知症ケア
1)認知症の原因疾患と疾患別の対応
2)アルツハイマー型認知症の新薬
3)認知症の予防
Ⅳ.家族関係や要介護者との続柄の視点
1.夫婦による介護
2.実の娘による介護
3.義理の娘(嫁)による介護
4.息子による介護
Ⅴ.介護や支援を拒む人(セルフネグレクトを含む)の考え方と支援方法
1.セルフネグレクトとは
2.個人の自由と幸福追求権
3.ゴミ屋敷が増える原因とは
4.分かっていてもやめられないのはなぜか
5.地域社会が人を変える
6.支援を拒む人への具体的な支援方法
第3章 認知症介護と高齢者虐待──家族を支えるポイント──
Ⅰ.家庭内虐待の背景にある認知症介護特有の問題点
1.認知機能の障害があること
2.介護のたいへんさが理解されにくいこと
Ⅱ.認知症の人の示す症状がストレスに
1.共通してみられる症状(中核症状)
2.特有の症状(行動・心理症状)
3.不適切ケアと症状の悪化の悪循環
Ⅲ.虐待が起こる背景にあるもの
1.病気や介護に対する知識不足
2.病気を受け入れられない気持ち
3.介護家族の健康状態
4.補助介護者がいないこと
5.家庭内の人間関係
6.経済的問題
7.社会的孤立
Ⅳ.家族の心構えと家族支援のポイント
1.現状を理解する
2.認知症の症状を理解する
3.将来的な見通しを立てる
4.在宅介護の4つの心構えを知る
5.養護者支援の視点
第4章 家族が高齢者虐待をしそうになるとき
Ⅰ.介護をやめてしまいたいと思う出来事とその支援方法(介護放棄)
1.介護をやめてしまいたいと思うことはありますか
2.睡眠時間の不足は介護者の体力と気力を奪う
3.排泄介助は介護者の介護継続の自信を奪う
4.思うようにいかないことはお互いのストレス
5.介護放棄を防止するために
Ⅱ.暴言を吐いてしまったり無視をしてしまったりしそうになる出来事とその支援方法(心理的虐待)
1.暴言を吐いてしまったり無視をしてしまったりすることはありますか
2.同じことを繰り返されると無視したくなる
3.理解しがたい行動や言葉への困惑
4.過度に依存することといやみや憎まれ口のギャップ
5.心理的虐待につながる発言や行動を防止するために
Ⅲ.殴ってしまいそうになる出来事とその支援方法(身体的虐待)
1.殴ってしまいそうになったことはありますか
2.感謝されず暴言や暴力を受けつい手が出てしまう
3.「死にたい」という言葉は介護者の心を傷つける
4.身体的虐待につながる暴力を防止するために
第5章 在宅介護を継続するために必要な言葉と支援
Ⅰ.介護の助けになったことはなにか
1.家族が他者からいわれてうれしかったことはありますか
Ⅱ.専門職にいわれてうれしかった言葉
1.介護者の体調を気遣ってくれる言葉はうれしい
2.サービス利用の提案は助けになる
3.うれしい介護方法の助言
4.「これでよいのか」を確認できる言葉
5.「がんばろう」もだれにいわれるかが大切
Ⅲ.専門職からいわれて役に立った助言
1.サービス利用の提案や福祉用具の助言や手続きが助かる
2.認知症の人との接し方の基本やBPSDの対応
3.移動介助は大きな負担に
4.家族が求める助言と高齢者虐待の未然防止
Ⅳ.介護家族の支援者に必要な6つの視点と支援方法
1.接触時間の長さは葛藤を生む原因になる
2.家族間の関係を断ち切ることは強い反動を生む
3.家族であることがもっとも強い権力となっている
4.家族は年齢や性別が異なりそれぞれ役割があり,意見の不一致が家庭内に勝者と敗者を生む
5.家庭はプライバシーがもっとも守られる空間であり社会から統制されにくい
6.家族が感じるストレスは家族全体に波及する
参考文献
おわりに
本書は,認知症の人や介護者を支援する専門職がもつべき大切な視点を示しています。