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S-1が有効であったトリプルネガティブ乳癌の1例

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
50616_13
著者:
中山 裕子ほか
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2018年
ページ数:
4ペ-ジ
ファイル容量:
1.63MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

Summary
 A 73-year-old woman noticed a mass in her right breast about 1 year ago and consulted our hospital for an enlarged mass of about 10 cm in diameter. She was diagnosed with locally advanced triple negative breast cancer, and we initiated S-1 treatment as neoadjuvant chemotherapy. After 4 chemotherapy courses, computed tomography showed that the primary tumor had shrunk. Therefore, right mastectomy and axillary dissection were performed, and UFT was administered after surgery. She is currently alive with no recurrence 18 months after surgery.

要旨
 患者は73歳,女性。1年ほど前より右乳房腫瘤を自覚し,径10 cmほどに増大したため当院を受診した。局所進行トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の診断となった。潰瘍部位が広範であることや患者の社会的背景から,手術不能乳癌としてS-1単剤による外来化学療法を導入した。100 mg/bodyで4コース施行後,CTで著明な腫瘍縮小を認めた。投与期間中,爪の変色や倦怠感を認めたが減量なしに継続可能であった。手術可能と判断し,右乳房切除術を施行した。術後は補助療法としてUFTの内服を継続し,術後18か月,再発なく経過観察中である。TNBCに対するS-1治療の報告は少ないが,症例によっては術前化学療法として有用である可能性が示唆された。貴重な1例を経験したため報告する。

目次

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癌と化学療法 45巻9号 2018年9月号トップへ

【症例】

▶S-1が有効であったトリプルネガティブ乳癌の1例 中山裕子ほか

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