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高齢社会考 われわれはいかに生き抜くべきか 第1版1刷

電子書籍販売価格(税込):
2,200

商品コード:
10412_13
著者:
斎藤正彦 編
出版社:
ワールドプランニング 出版社HP
発行:
2010年
ページ数:
230ペ-ジ
ファイル容量:
6.95MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

この書物は,「老年精神医学雑誌」第19巻第10号(2008年10月号)から第21巻第1号(2010年1月号)までに掲載された「高齢社会の諸相」全16編の論文をまとめたものです.

目次

はじめに
執筆者一覧
第1章 老年観の変遷について
 はじめに
 Ⅰ.老年観の特徴
  1.老年観の両義性
  2.老年観の多様性
  3.老年観の多重性
 Ⅱ.高齢期とライフサイクル
  1.高齢期と死の問題
 Ⅲ.老年観の変遷
  1.老化と老年観
  2.社会学の視点からの老年観
  3.高齢期の肯定的な学説
 おわりに
第2章 高齢社会の人口学的構造
    ──日本の現状と未来
 はじめに
 Ⅰ.日本人口の動向
  1.人口増加の終焉と高齢化の進展
  2.三大都市圏への人口集中と農村の過疎化・高齢化
 Ⅱ.人口動態の変化
  1.出生力転換
  2.少子化
  3.長寿化
 Ⅲ.超高齢・人口減少社会の到来
  1.超少子化と超高齢化・人口減少
  2.人口減少と高齢化の地域差;その将来動向
 Ⅳ.超高齢・人口減少社会の諸問題への対応
  1.超高齢化・人口減少の結果への対応
  2.人口政策的対応
第3章 高年齢者の就業・就労
    ──日本の現状と課題
 はじめに
 Ⅰ.高齢者の視点
  1.就業・就労は人生の質にかかわる
  2.老後とはいつからか
  3.就業意欲の源はどこにあるか
 Ⅱ.高年齢者雇用対策
  1.国の取組みは長い年月を要した
  2.1980年代からの展開と到達点
  3.高年齢者雇用は年金制度に左右される
 Ⅲ.企業人事政策
  1.年功的人事管理が妨げとなる
  2.60歳代の雇用の現状
 まとめ
第4章 高齢社会の経済学的側面
    ──日本の現在とこれから
 はじめに
 Ⅰ.少子化の経済学的解題
 Ⅱ.高齢化が社会・経済に及ぼす影響
 Ⅲ.高齢化が財政に及ぼす影響
 Ⅳ.高齢化がもたらす世代間不均衡
 Ⅴ.高齢社会問題の解決に向けて
 おわりに
第5章 高齢社会の政治学
    ──高齢者の政治参加,現状と課題
 はじめに
 Ⅰ.高齢者の政治参加
  1.投票参加と政治参加
  2.高齢者の政治参加のデモグラフィックな特徴
  3.政治参加領域をめぐる非高齢者と高齢者
 Ⅱ.生活・政治満足度
  1.ボランティアか有職か
  2.集団所属
  3.主婦
  4.有職者と無職者のボランティア活動の比較
 Ⅲ.2005年までの変化
 おわりに
第6章 介護保険制度の動向
    ──普遍主義の観点からみた政策評価
 Ⅰ.課題の設定
  1.普遍主義の歴史的展開
  2.普遍主義が抱える問題とあるべき方向
  3.介護保険制度評価のポイント
 Ⅱ.介護保険の動向の政策評価
  1.サービスの対象者・利用者の拡大は進んだか
  2.サービス供給の拡大と多元化は進んだか
  3.低い階層の人が,サービス利用から取り残されていないか
 Ⅲ.評価結果のまとめ
第7章 高齢社会と家族・地域支援
    ──地域福祉推進の必要性
 はじめに
 Ⅰ.高齢社会におけるケアのありようを考える
  1.高齢者像の変化と求められるケア
  2.高齢社会と「多問題」家族
 Ⅱ.実践事例からみえてくる家族・地域
  1.地域包括支援センターの「困難事例」
  2.大阪府社会貢献事業における支援の状況
 Ⅲ.家族・地域の再生は地域福祉推進で
 おわりに
第8章 高齢社会とジェンダー・ロール
    ──日本の現状と課題
 はじめに
 Ⅰ.「役割喪失」と「介護役割の賦課・取得」;高齢期におけるジェンダー・ロール変容の二方向
 Ⅱ.「役割喪失」の二面性と夫婦間のコミュニケーション齟齬
 Ⅲ.男性介護者と「高齢者虐待」問題
第9章 高齢社会と判断能力
    ──正常加齢の評価と病的加齢の評価
 はじめに
 Ⅰ.判断能力とは
 Ⅱ.認知症の行動理解とケアニード
 Ⅲ.認知症だからできないのか
 Ⅳ.判断能力の評価
  1.認知機能に注目した評価
  2.特定行為の遂行能力に注目した評価
  3.行動観察に基づく評価
 Ⅴ.成年後見制度における判断能力
 Ⅵ.正常加齢による判断能力の変化
第10章 高齢社会と自立の援助
    ──成年後見における身上監護を実効あるものにするために
 はじめに
 Ⅰ.成年後見とはどのような制度か
  1.目的と理念
  2.構成
  3.成年後見人等の事務と権限
 Ⅱ.身上監護の対象;身上監護を実効あるものにするための条件①
  1.身上監護の捉え方
  2.地域における支援と援助の連携
  3.身上監護と財産管理との関係
 Ⅲ.身上監護の水準をどこに求めるか;身上監護を実効あるものにするための条件②
 Ⅳ.基盤となるものの整備;身上監護を実効あるものにするための条件③
 おわりに
第11章 高齢社会と精神医学的人間学
 Ⅰ.高齢社会と老年精神医学の課題
  1.高齢社会の本質と課題
  2.老年精神医学の課題
 Ⅱ.高齢者の妄想の臨床
  1.接触欠損パラノイド(Kontaktmangelparanoid)
  2.盗られ妄想
 Ⅲ.妄想の精神病理
  1.接触欠損パラノイドの事例
  2.盗られ妄想の事例
第12章 サクセスフルエイジングとはなにか
 はじめに
 Ⅰ.高齢社会は明るい
 Ⅱ.サクセスフルエイジングと健康
 Ⅲ.百寿者研究
 Ⅳ.サクセスフルエイジングを支える環境
 Ⅴ.精神的側面
 Ⅵ.人生の有終の美を飾る
 おわりに
第13章 わが国における老年学の現状と課題
 Ⅰ.老年学と老年学会
 Ⅱ.わが国における老年学の現状と課題
  1.老年学の意味するもの
  2.老年学・老年医学教育の貧困
  3.認知症への対応
  4.虚弱老年症候群について
  5.健常老化
  6.海外との交流と共同研究
第14章 抗加齢学とはなにか
 Ⅰ.抗加齢学とはなにか
 Ⅱ.加齢・老化のメカニズム;活性酸素の役割
 Ⅲ.老化度と老化危険因子の評価
 Ⅳ.食事と抗加齢医学
 Ⅴ.運動と抗加齢医学
 Ⅵ.心のケアと抗加齢医学
第15章 高齢社会と死生観
 はじめに
 Ⅰ.高齢者の実態
 Ⅱ.来世をどう考えるか
 Ⅲ.自然観の違い
 Ⅳ.死の臨床から
  1.結城厳蔵事例
  2.土佐千代乃事例
  3.堺港リュウ事例
 Ⅴ.高齢社会の死生観
 結論
第16章 高齢者が社会に果たす役割
 Ⅰ.少子高齢社会/人口減少社会における高齢者の位置づけ
 Ⅱ.元気高齢者に対する政策の不在
 Ⅲ.元気高齢者のための「生涯現役社会づくり」
 Ⅳ.高齢人口集中地区からの世直し
索引
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