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化学療法中に壊死した胃癌術後再発リンパ節が胃に穿破した1例

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
51178_13
著者:
水藤  広.篠藤 浩一,岡﨑 靖史,松尾 憲一,平野 敦史,佐藤 公太,花岡 俊晴,會田 直弘…
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2019年
ページ数:
3ペ-ジ
ファイル容量:
0.96MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

Summary
 A 63-year-old man was diagnosed with gastric cancer. Distal gastrectomy was performed in November 2011. The pathologic finding was pT3N2M0, Stage ⅢA. S-1 was administered as adjuvant chemotherapy. However, in August 2012, computed tomography revealed a tumor measuring 3 cm in size in the dorsal pancreas. Based on endoscopic ultrasound-guided fine-needle aspiration, he was diagnosed with lymph node recurrence of gastric cancer. Injection chemotherapy of CDDP/CPT-11 was initiated in November 2012. In January 2013, the patient developed fever owing to a ruptured abscess from the posterior wall in the stomach. In the 6 years since, although the patient has not undergone chemotherapy, recurrence has not been observed.


要旨
 症例は63歳,男性。2011年11月,胃癌の診断で幽門側胃切除を施行された。病理検査結果は,tub2>por1,pT3N2M0,Stage ⅢAの診断となった。 術後補助化学療法としてS-1内服を開始したが,2012年8月,CTで膵頭部背側に3 cm大の腫瘤が出現した。EUS-FNAで胃癌術後リンパ節再発と診断され,11月よりCDDP/CPT-11療法を開始した。2013年1月に発熱を呈し,CT,内視鏡検査で残胃後壁に膿瘍が穿破した所見がみられた。その後,化学療法は行わず経過観察としているが,術後6年再発なく経過している。胃癌術後に再発したリンパ節が化学療法中に壊死・膿瘍形成し,胃内に穿破することで消失し長期生存している症例であり,非常にまれな病態であると考えられた。

目次

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癌と化学療法 46巻9号 2019年9月号トップへ

【症例】

▶化学療法中に壊死した胃癌術後再発リンパ節が胃に穿破した1例 水藤 広ほか

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