内容紹介
目次
序文
執筆者一覧
第1章 薬物動態と薬力学
高齢者における薬物動態と薬力学
はじめに
Ⅰ.加齢に伴う生理学的変化
1.吸収
2.分布
3.肝代謝
4.排泄
5.トランスポーター
Ⅱ.高齢者における薬物反応性
Ⅲ.高齢者における薬物動態と作用の変化
1.精神科用薬物以外の薬物
2.抗躁薬
3.抗うつ薬
4.抗精神病薬
5.抗不安薬
おわりに
第2章 高齢者のうつ病,神経症性障害およびターミナルケアにおける薬物療法
1 老年期うつ病
はじめに
Ⅰ.老年期うつ病の特徴
1.疫学
2.症状学的特徴
Ⅱ.薬物療法の原則
1.少量から開始することの意味
2.副作用を避けるための工夫
Ⅲ.薬物療法の実際
1.神経症圏で軽いうつ状態を伴う症例
2.軽症うつ病・中等症うつ病で,外来での治療で終始しうる症例
3.反復性うつ病
4.重症うつ病
5.せん妄を呈する症例
6.痴呆症状を伴う症例
7.不眠の強い症例
Ⅳ.SSRI,SNRI使用上の注意
1.SSRIの副作用と相互作用からみた使用上の注意
2.TCAからSSRIへの切り換え
3.フルボキサミンの相互作用
4.パロキセチンの相互作用
5.ミルナシプランの相互作用
おわりに
2 血管性うつ病
はじめに
Ⅰ.血管性うつ病の概念
Ⅱ.血管性うつ病の薬物療法
1.脳血管障害による自覚・精神症候の治療
2.うつ状態への治療
おわりに
3 老年期の神経症性障害
Ⅰ.神経症概念の変化
Ⅱ.老年期とは
Ⅲ.老年期の神経症性障害の一般的傾向
Ⅳ.老年期の薬物療法に対する留意事項
Ⅴ.老年期の神経症性障害の薬物療法
1.不安障害
2.身体表現性障害と解離性障害
Ⅳ.老年期の不眠と薬物療法
4 ターミナルケアにおける薬物療法
はじめに
Ⅰ.ターミナルケアに関する基礎知識
1.がんへの適応に関する要因
2.がんに対する反応
3.精神症状の分類
Ⅱ.高齢者のターミナルケアにおける薬物療法
1.不眠
2.抑うつと不安
3.せん妄
4.末期における鎮静
おわりに
第3章 高齢者の精神病性障害における薬物療法
1 高齢期統合失調症(老年期幻覚・妄想状態)
はじめに
Ⅰ.高齢者の特性
Ⅱ.高齢者の幻覚・妄想状態の特徴と治療の目安
1.高齢期統合失調症
2.高齢期の非統合失調症性精神障害
Ⅲ.自験例
Ⅳ.高齢者に用いられる薬物の副作用と特性
1.抗精神病薬の副作用
2.高齢者によく用いられる薬物の特性
おわりに
2 高齢者のせん妄
はじめに
Ⅰ.高齢者のせん妄とは
Ⅱ.高齢者のせん妄の診断
Ⅲ.高齢者のせん妄の原因
Ⅳ.高齢者におけるせん妄の薬物療法
1.抗精神病薬
2.抗うつ薬
おわりに
3 高齢者の症状精神病
はじめに
Ⅰ.身体疾患に伴う精神障害
1.内分泌疾患
2.肝疾患
3.腎疾患
Ⅱ.医薬品による精神障害
1.β遮断薬
2.ステロイド
おわりに
第4章 痴呆性疾患と薬物療法
1 抗痴呆薬の概念と臨床開発
はじめに
Ⅰ.抗痴呆薬の概念
Ⅱ.抗痴呆薬の臨床治験に関する私見
おわりに
2 脳循環・代謝改善薬の現状と将来
はじめに
Ⅰ.開発の経緯
Ⅱ.臨床効果
Ⅲ.薬理作用
1.脳循環改善作用
2.脳代謝改善作用
Ⅳ.脳循環・代謝改善薬の将来―痴呆におけるアセチルコリン系
1.塩酸ドネペジル
2.タクリン
3.リバスチグミン
4.ガランタミン
5.塩酸メマンチン
6.その他の化合物
おわりに
3 痴呆疾患における異常行動と薬物療法
はじめに
Ⅰ.痴呆患者にみられる異常行動
1.せん妄
2.せん妄を伴わない異常行動
Ⅱ.異常行動に対する一般的対応
Ⅲ.異常行動に対する薬物療法
1.抗精神病薬
2.抗うつ薬
3.ベンゾジアゼピン系薬物
4.抗てんかん薬
おわりに
4 アルツハイマー型痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.ドネペジルによるアルツハイマー型痴呆治療
1.ドネペジルに関する基礎情報
2.ドネペジルの適応
3.用法・用量
4.副作用
5.薬物相互作用
6.禁忌
Ⅱ.疾患過程修復薬
おわりに
5 血管性痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.多発梗塞性痴呆と血管性痴呆
Ⅱ.脳循環・代謝改善薬とは
1.分類と薬理作用
2.適応と禁忌
3.臨床評価と発売後の再評価
Ⅲ.血管性痴呆の周辺症状に対する薬物療法
1.痴呆患者にみられるせん妄の発生機序
2.痴呆患者にみられる興奮
3.興奮に対する薬物選択
おわりに
6 仮性痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.仮性痴呆の定義
Ⅱ.仮性痴呆の分類
Ⅲ.せん妄による仮性痴呆の薬物療法
1.代表的な基礎疾患の薬物療法
2.鎮静を目的とした薬物療法
Ⅳ.うつ病性仮性痴呆の薬物療法
おわりに
第5章 高齢者の睡眠障害における薬物療法
1 高齢者の不眠症
はじめに
Ⅰ.高齢者の睡眠の特徴
1.睡眠・覚醒リズムの前進
2.高齢者の不眠症の特徴
3.高齢者の不眠症の原因
Ⅱ.高齢者の不眠症の治療
1.社会的接触の強化;同調因子の利用
2.薬物療法
おわりに
2 高齢者の睡眠時無呼吸症候群
はじめに
Ⅰ.高齢者における睡眠時無呼吸症候群の疫学
Ⅱ.高齢者の睡眠時無呼吸症候群の特性
Ⅲ.薬物療法
1.睡眠薬
2.抗うつ薬
おわりに
3 高齢者のリズム障害
はじめに
Ⅰ.高齢者のリズムと睡眠
1.健康な睡眠の加齢による変化
2.体温と睡眠の関係
3.メラトニン
Ⅱ.高齢者のリズム障害の治療
1.生活療法
2.メラトニンの使用
3.ビタミンB12の使用
4.睡眠薬による治療
おわりに
4 高齢者のレム睡眠関連障害
はじめに
Ⅰ.レム睡眠行動障害
1.概念・歴史・疫学
2.病態と診断
3.治療
Ⅱ.高齢者におけるその他のレム睡眠関連障害
1.悪夢(nightmares)
2.睡眠麻痺(sleep paralysis)
3.睡眠関連陰茎勃起障害(impaired sleep-related penile erections)
4.睡眠関連疼痛性陰茎勃起(sleep-related painful erections)
5.レム睡眠関連洞停止(REM-related sinus arrest)
Ⅲ.むずむず脚症候群と周期性四肢運動障害244
1.むずむず脚症候群(restless legs syndrome;RLS)
2.周期性四肢運動障害(periodic limb movement disorder;PLM)
おわりに
第6章 高齢者のてんかんとアルコール依存症における薬物療法
1 高齢者てんかん
はじめに
Ⅰ.総論的事項
1.早発発作
2.遅発発作
Ⅱ.治療
1.高齢者における抗てんかん薬使用上の注意点
2.てんかん発作重積状態の治療
おわりに
2 高齢者のアルコール依存症
はじめに
Ⅰ.高齢アルコール依存症について
1.高齢アルコール依存症者数の動向
2.高齢アルコール依存症者の特徴
3.高齢アルコール依存症者の分類
Ⅱ.アルコール依存症の薬物療法
1.アルコール依存症の治療原則
2.治療導入時の薬物療法
3.離脱症状の治療
4.睡眠障害の治療
5.アルコール性てんかんの薬物療法
6.振戦せん妄の治療
7.断酒継続のための薬物療法
Ⅲ.アルコール性合併症の薬物療法
1.アルコール性脳障害
2.アルコール性肝障害
3.膵臓障害
4.上部消化管障害
5.アルコール性末梢神経障害
Ⅳ.断酒継続の評価
おわりに
和文索引
欧文索引
執筆者一覧
第1章 薬物動態と薬力学
高齢者における薬物動態と薬力学
はじめに
Ⅰ.加齢に伴う生理学的変化
1.吸収
2.分布
3.肝代謝
4.排泄
5.トランスポーター
Ⅱ.高齢者における薬物反応性
Ⅲ.高齢者における薬物動態と作用の変化
1.精神科用薬物以外の薬物
2.抗躁薬
3.抗うつ薬
4.抗精神病薬
5.抗不安薬
おわりに
第2章 高齢者のうつ病,神経症性障害およびターミナルケアにおける薬物療法
1 老年期うつ病
はじめに
Ⅰ.老年期うつ病の特徴
1.疫学
2.症状学的特徴
Ⅱ.薬物療法の原則
1.少量から開始することの意味
2.副作用を避けるための工夫
Ⅲ.薬物療法の実際
1.神経症圏で軽いうつ状態を伴う症例
2.軽症うつ病・中等症うつ病で,外来での治療で終始しうる症例
3.反復性うつ病
4.重症うつ病
5.せん妄を呈する症例
6.痴呆症状を伴う症例
7.不眠の強い症例
Ⅳ.SSRI,SNRI使用上の注意
1.SSRIの副作用と相互作用からみた使用上の注意
2.TCAからSSRIへの切り換え
3.フルボキサミンの相互作用
4.パロキセチンの相互作用
5.ミルナシプランの相互作用
おわりに
2 血管性うつ病
はじめに
Ⅰ.血管性うつ病の概念
Ⅱ.血管性うつ病の薬物療法
1.脳血管障害による自覚・精神症候の治療
2.うつ状態への治療
おわりに
3 老年期の神経症性障害
Ⅰ.神経症概念の変化
Ⅱ.老年期とは
Ⅲ.老年期の神経症性障害の一般的傾向
Ⅳ.老年期の薬物療法に対する留意事項
Ⅴ.老年期の神経症性障害の薬物療法
1.不安障害
2.身体表現性障害と解離性障害
Ⅳ.老年期の不眠と薬物療法
4 ターミナルケアにおける薬物療法
はじめに
Ⅰ.ターミナルケアに関する基礎知識
1.がんへの適応に関する要因
2.がんに対する反応
3.精神症状の分類
Ⅱ.高齢者のターミナルケアにおける薬物療法
1.不眠
2.抑うつと不安
3.せん妄
4.末期における鎮静
おわりに
第3章 高齢者の精神病性障害における薬物療法
1 高齢期統合失調症(老年期幻覚・妄想状態)
はじめに
Ⅰ.高齢者の特性
Ⅱ.高齢者の幻覚・妄想状態の特徴と治療の目安
1.高齢期統合失調症
2.高齢期の非統合失調症性精神障害
Ⅲ.自験例
Ⅳ.高齢者に用いられる薬物の副作用と特性
1.抗精神病薬の副作用
2.高齢者によく用いられる薬物の特性
おわりに
2 高齢者のせん妄
はじめに
Ⅰ.高齢者のせん妄とは
Ⅱ.高齢者のせん妄の診断
Ⅲ.高齢者のせん妄の原因
Ⅳ.高齢者におけるせん妄の薬物療法
1.抗精神病薬
2.抗うつ薬
おわりに
3 高齢者の症状精神病
はじめに
Ⅰ.身体疾患に伴う精神障害
1.内分泌疾患
2.肝疾患
3.腎疾患
Ⅱ.医薬品による精神障害
1.β遮断薬
2.ステロイド
おわりに
第4章 痴呆性疾患と薬物療法
1 抗痴呆薬の概念と臨床開発
はじめに
Ⅰ.抗痴呆薬の概念
Ⅱ.抗痴呆薬の臨床治験に関する私見
おわりに
2 脳循環・代謝改善薬の現状と将来
はじめに
Ⅰ.開発の経緯
Ⅱ.臨床効果
Ⅲ.薬理作用
1.脳循環改善作用
2.脳代謝改善作用
Ⅳ.脳循環・代謝改善薬の将来―痴呆におけるアセチルコリン系
1.塩酸ドネペジル
2.タクリン
3.リバスチグミン
4.ガランタミン
5.塩酸メマンチン
6.その他の化合物
おわりに
3 痴呆疾患における異常行動と薬物療法
はじめに
Ⅰ.痴呆患者にみられる異常行動
1.せん妄
2.せん妄を伴わない異常行動
Ⅱ.異常行動に対する一般的対応
Ⅲ.異常行動に対する薬物療法
1.抗精神病薬
2.抗うつ薬
3.ベンゾジアゼピン系薬物
4.抗てんかん薬
おわりに
4 アルツハイマー型痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.ドネペジルによるアルツハイマー型痴呆治療
1.ドネペジルに関する基礎情報
2.ドネペジルの適応
3.用法・用量
4.副作用
5.薬物相互作用
6.禁忌
Ⅱ.疾患過程修復薬
おわりに
5 血管性痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.多発梗塞性痴呆と血管性痴呆
Ⅱ.脳循環・代謝改善薬とは
1.分類と薬理作用
2.適応と禁忌
3.臨床評価と発売後の再評価
Ⅲ.血管性痴呆の周辺症状に対する薬物療法
1.痴呆患者にみられるせん妄の発生機序
2.痴呆患者にみられる興奮
3.興奮に対する薬物選択
おわりに
6 仮性痴呆の薬物療法
はじめに
Ⅰ.仮性痴呆の定義
Ⅱ.仮性痴呆の分類
Ⅲ.せん妄による仮性痴呆の薬物療法
1.代表的な基礎疾患の薬物療法
2.鎮静を目的とした薬物療法
Ⅳ.うつ病性仮性痴呆の薬物療法
おわりに
第5章 高齢者の睡眠障害における薬物療法
1 高齢者の不眠症
はじめに
Ⅰ.高齢者の睡眠の特徴
1.睡眠・覚醒リズムの前進
2.高齢者の不眠症の特徴
3.高齢者の不眠症の原因
Ⅱ.高齢者の不眠症の治療
1.社会的接触の強化;同調因子の利用
2.薬物療法
おわりに
2 高齢者の睡眠時無呼吸症候群
はじめに
Ⅰ.高齢者における睡眠時無呼吸症候群の疫学
Ⅱ.高齢者の睡眠時無呼吸症候群の特性
Ⅲ.薬物療法
1.睡眠薬
2.抗うつ薬
おわりに
3 高齢者のリズム障害
はじめに
Ⅰ.高齢者のリズムと睡眠
1.健康な睡眠の加齢による変化
2.体温と睡眠の関係
3.メラトニン
Ⅱ.高齢者のリズム障害の治療
1.生活療法
2.メラトニンの使用
3.ビタミンB12の使用
4.睡眠薬による治療
おわりに
4 高齢者のレム睡眠関連障害
はじめに
Ⅰ.レム睡眠行動障害
1.概念・歴史・疫学
2.病態と診断
3.治療
Ⅱ.高齢者におけるその他のレム睡眠関連障害
1.悪夢(nightmares)
2.睡眠麻痺(sleep paralysis)
3.睡眠関連陰茎勃起障害(impaired sleep-related penile erections)
4.睡眠関連疼痛性陰茎勃起(sleep-related painful erections)
5.レム睡眠関連洞停止(REM-related sinus arrest)
Ⅲ.むずむず脚症候群と周期性四肢運動障害244
1.むずむず脚症候群(restless legs syndrome;RLS)
2.周期性四肢運動障害(periodic limb movement disorder;PLM)
おわりに
第6章 高齢者のてんかんとアルコール依存症における薬物療法
1 高齢者てんかん
はじめに
Ⅰ.総論的事項
1.早発発作
2.遅発発作
Ⅱ.治療
1.高齢者における抗てんかん薬使用上の注意点
2.てんかん発作重積状態の治療
おわりに
2 高齢者のアルコール依存症
はじめに
Ⅰ.高齢アルコール依存症について
1.高齢アルコール依存症者数の動向
2.高齢アルコール依存症者の特徴
3.高齢アルコール依存症者の分類
Ⅱ.アルコール依存症の薬物療法
1.アルコール依存症の治療原則
2.治療導入時の薬物療法
3.離脱症状の治療
4.睡眠障害の治療
5.アルコール性てんかんの薬物療法
6.振戦せん妄の治療
7.断酒継続のための薬物療法
Ⅲ.アルコール性合併症の薬物療法
1.アルコール性脳障害
2.アルコール性肝障害
3.膵臓障害
4.上部消化管障害
5.アルコール性末梢神経障害
Ⅳ.断酒継続の評価
おわりに
和文索引
欧文索引
老化に伴う薬物動態の変化から,各種疾患や病態の薬物療法のあり方を平易に,かつ具体的に解説薬物投与計画のストラテジーとして本書は必ず役に立ちます.
高齢化とともに心身の老化が進み,とくに脳の老化に伴う老年期特有のさまざまな精神疾患が急増してくる.本書では各分野の新進気鋭の若手からベテランの専門化が,老化に伴う薬物動態の変化から,各種疾患や病態の薬物療法のあり方を平易にかつ具体的に解説してくれている.日常の診療にすぐその場で役立つ待望の高齢者薬物療法の専門書である.