内容紹介
日本の医療を牽引する日野原重明氏、胃ろうの実態から終末期のあり方を問う石飛幸三氏、看護のあくなき成長を求める川島みどり氏が、現在の医療の矛盾を突き、来たる「看護の時代」を明快に語り尽くしました。これからの医療はどうデザインされるべきなのか、看護は何を求められているのか。看護職だけでなく、いのちをもつすべての人に向けたかつてない熱いメッセージです。
目次
すべての看護職のみなさまへ
Ⅰ医療の概念を変えるのは、これからの看護である
医療とは何だったのか/治す医療から、健やかさを見守る医療へ/
看護師に期待される新たな役割/ケアの最前線に立つ者として
Ⅱ鼎談 これからの医療と看護を語る
1 医療に果たせること、果たしえぬこと
震災の被災地に立って/「私」と「それ」、「私」と「あなた」/
特養での平穏な終末/キュアの限界、ケアの可能性/
胃ろうを看護はどう見るべきか
2 医師の視点、看護師の視点
日本の近代看護の始まり/医師の役割、看護師の役割/
ケアの意味するところ/行動に変化をもたらすもの
3 看護の原点に立ち返って
ナイチンゲールに学ぶ/看護が目指すべきケア/
看護の技術とは何か/コミュニケーションという技術/
手当による癒しの技/死に対して医療が立つべき位置/
ケアの真髄とは/すべての看護職に向けて
Ⅲなぜ、私は「治す」ことに疑問をもつに至ったのか
人生の終末に医療はどこまで介入するのか/
老衰による死を誰も知らない/
「溺れさせるようなもの」ということば/
目的を共有できるまで語り合えるか
Ⅳ看護とは何か 看護師とは何をする人か
看護に何ができるのか/ケアし、ケアされるコミュニティを/
被災地から新しい日本の医療モデルを/看護師は何をする人か/
「生きている」を守るキュアと、「生きていく」を支えるケア/
臨床という現場にある力
註
あとがきにかえて
参考文献
Ⅰ医療の概念を変えるのは、これからの看護である
医療とは何だったのか/治す医療から、健やかさを見守る医療へ/
看護師に期待される新たな役割/ケアの最前線に立つ者として
Ⅱ鼎談 これからの医療と看護を語る
1 医療に果たせること、果たしえぬこと
震災の被災地に立って/「私」と「それ」、「私」と「あなた」/
特養での平穏な終末/キュアの限界、ケアの可能性/
胃ろうを看護はどう見るべきか
2 医師の視点、看護師の視点
日本の近代看護の始まり/医師の役割、看護師の役割/
ケアの意味するところ/行動に変化をもたらすもの
3 看護の原点に立ち返って
ナイチンゲールに学ぶ/看護が目指すべきケア/
看護の技術とは何か/コミュニケーションという技術/
手当による癒しの技/死に対して医療が立つべき位置/
ケアの真髄とは/すべての看護職に向けて
Ⅲなぜ、私は「治す」ことに疑問をもつに至ったのか
人生の終末に医療はどこまで介入するのか/
老衰による死を誰も知らない/
「溺れさせるようなもの」ということば/
目的を共有できるまで語り合えるか
Ⅳ看護とは何か 看護師とは何をする人か
看護に何ができるのか/ケアし、ケアされるコミュニティを/
被災地から新しい日本の医療モデルを/看護師は何をする人か/
「生きている」を守るキュアと、「生きていく」を支えるケア/
臨床という現場にある力
註
あとがきにかえて
参考文献